FP2級の勉強時間は約170時間|社会人が6ヶ月で合格した実体験スケジュールを公開
こんにちは、黒野ジミーです。

FP2級の合格に必要な勉強時間の目安を知りたい 。
社会人でも本当に独学で合格できるのか不安… 。
1日どのくらい勉強すれば間に合うか、具体的な数字が欲しい。
こんな疑問にお答えします。
結論からお伝えすると、社会人でもFP2級は独学で合格できます。
私自身、働きながらトータル約170時間・6ヶ月かけてFP2級に独学合格しました。
最初の3ヶ月はなかなかエンジンがかからず、正直ダラダラと勉強していた時期もあります。
それでも後半で巻き返して合格できました。
この記事では、そんな実体験をもとに以下の内容をまとめています。
- 必要な勉強時間の目安
- 社会人が現実的に時間を確保する方法
- 実体験から得た挫折しないコツ
「忙しくて勉強時間が取れるか不安」という方にこそ、参考にしてもらえる内容になっています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
FP2級の合格に必要な勉強時間の目安

FP2級の合格に必要な勉強時間は、一般的に150〜300時間が目安といわれています。
幅が広いと感じるかもしれませんが、これはFP3級の取得状況や、金融・保険などの業務経験の有無によって、必要な時間が大きく変わるためです。
一般的な目安は150〜300時間
目安を整理すると、おおよそ以下のようになります。
| 前提条件 | 目安の勉強時間 |
|---|---|
| FP3級取得済み・実務経験なし | 150〜200時間程度 |
| FP3級取得済み・実務経験あり | 100〜150時間程度 |
| FP3級未取得・実務経験なし | 200〜300時間程度 |
あくまで目安ですが、FP3級を持っているかどうかで、必要な勉強時間はかなり変わります。
FP3級とFP2級は出題範囲が重なっている部分が多く、3級の知識がベースにあると、2級の学習をスムーズに進めやすいためです。

FP2級とAFPの違いが気になる方はこちらもどうぞ。

3級取得済みなら多少短縮できる可能性がある
FP3級を取得済みの場合、ライフプランニングや金融資産運用など、3級で学んだ内容がそのまま2級の基礎になります。
ゼロから始める方と比べると、インプットにかかる時間を短縮できる可能性があります。
ただし、FP2級は3級と比べて出題の深さが全然違います。
3級で学んだ知識をベースにしながら、より細かい数字や例外規定まで問われるようになるため、「3級を持っているから楽勝」とは考えないほうが無難です。
3級の知識は「土台」として活きますが、2級は2級でしっかり勉強時間を確保することが合格への近道です。

3級も2級も出題範囲は同じ6分野です。しかし、2級ではテキストに書かれている注釈や補足情報の問題も出たりします。
社会人が確保できる勉強時間のリアル

「勉強時間の目安はわかった。でも社会人が本当にその時間を確保できるの?」
そう感じた方のために、実際に社会人がどのくらい勉強時間を確保できるのか、現実的な数字で計算してみます。
ここでは、2つのパターンで試算してみました。
| パターンA | パターンB | |
|---|---|---|
| 平日 | 1時間 | 1.5時間 |
| 休日 | 3時間 | 2時間 |
| 週あたり | 約11時間 | 約11.5時間 |
| 月あたり | 約44時間 | 約46時間 |
| 150時間到達 | 約3.4ヶ月 | 約3.3ヶ月 |
| 200時間到達 | 約4.5ヶ月 | 約4.3ヶ月 |
週あたりの合計時間はどちらのパターンもほぼ変わりませんが、平日に長く取るか、休日に長く取るかで、生活スタイルに合った選び方ができます。
仕事終わりの集中力に自信がある方はパターンB、平日は短めに抑えて休日にまとめて勉強したい方はパターンAが向いているかもしれません。
もちろん、毎日計画通りに進むわけではありません。残業が続く週もあれば、休日に予定が入ることもあります。
この表はあくまで「目安と余裕を持って計画を立てるための参考」として使ってください。
大切なのは完璧なスケジュールを組むことではなく、崩れても軌道修正できる柔軟さを持つことです。
この点については、後ほど実体験のパートでも触れます。
【実体験】私がFP2級に合格するまでの勉強時間

「実際に社会人が合格するまで、どんなペースで勉強したのか知りたい」
そんな方のために、私自身の勉強記録をそのまま公開します。
トータル約170時間・期間は6ヶ月
私がFP2級に合格するまでにかかった勉強時間は、トータル約170時間・期間は約6ヶ月でした。
勉強を始めたのは8月で、試験を受けたのは1月下旬です。
働きながらの独学だったので、毎日コンスタントに勉強できたわけではありません。
それでも最終的に合格できたので、社会人でも十分に狙える資格だと実感しています。
月別の勉強時間の内訳(1〜6ヶ月)
月別の勉強時間の内訳は以下の通りです。
| 月 | 勉強時間 | 主な取り組み |
|---|---|---|
| 8月(1ヶ月目) | 約9.5時間 | テキスト読み始め |
| 9月(2ヶ月目) | 約18時間 | テキスト継続 |
| 10月(3ヶ月目) | 約21時間 | テキスト+問題集 |
| 11月(4ヶ月目) | 約39時間 | 問題集・過去問道場 |
| 12月(5ヶ月目) | 約40時間 | 過去問道場中心 |
| 1月(6ヶ月目) | 約41時間 | 過去問・模擬試験 |
| 合計 | 約170時間 |

※学習管理アプリ「Studyplus」のスクリーンショット。筆者の実際の勉強時間のグラフ。
グラフを見ると一目でわかりますが、前半3ヶ月と後半3ヶ月で勉強時間が大きく違います。
前半3ヶ月の合計が約48時間なのに対して、後半3ヶ月は約120時間。
後半だけで全体の約7割を占めています。
また、勉強内容の変化にも注目してください。
序盤はテキスト中心のインプット、中盤から問題集・過去問道場でアウトプット、直前期は過去問・模擬試験で仕上げるという流れになっています。
この流れ自体はFP2級の独学において、オーソドックスかつ王道のやり方です。

過去問道場は無料で使えて、非常に便利なサイトです。

前半はダラダラ、後半にエンジンがかかるタイプだった
正直に言うと、最初の3ヶ月はあまり集中できていませんでした。
8月・9月はテキストを開いてはいるものの、なんとなく読み進めているだけで、頭に入っている実感がほとんどなかったです。
10月も大きくは変わらず、「このままのペースでは間に合わない」という不安を抱えながら勉強していた記憶があります。
それが変わったのが11月頃です。
テキストを1周し終えて問題演習に移ったあたりから、徐々に勉強のペースを掴み、勉強に取り掛かる気持ちが変わってきました。
12月・1月は試験が近づいてきたこともあり、自然と勉強時間が増えていきました。
後半にエンジンがかかるタイプでも、合格できます。
最初からうまくいかなくても、焦らず続けることが大切です。

私は始めの3か月はダラダラしてしまいましたが、最初から集中できるタイプの方であれば、現実的に3〜4か月で合格ラインまで達することができるはずです。
挫折しないためのコツについては、後ほど詳しく触れます。
社会人が現実的に勉強時間を確保する方法

勉強時間の目安はわかっても、「実際にどうやって時間を確保するか」が一番悩むところだと思います。
ここでは私が実際にやっていた方法をお伝えします。
平日は勉強する時間帯を「固定」するのが一番効いた
私が一番効果を感じたのは、平日の勉強時間を固定することです。
具体的には、毎日19時〜21時を勉強タイムと決めていました。
最初は「この時間になったら勉強する」と意識的に決めていた感じでしたが、続けているうちにこの時間になると自然と机に向かえるようになりました。
「今日は疲れたから明日やろう」という言い訳が生まれにくくなったのも、時間を固定したことの副産物だったと思います。
勉強するかどうかを毎日判断するのは、思っている以上にエネルギーを使います。
時間を固定してしまえば、判断すること自体をなくせます。
これが継続のうえで想像以上に大きかったです。

時間を固定することが難しい場合もあると思いますが、可能な限り勉強時間を固定することをおすすめします。
平日にできなかった分は週末で調整する
とはいえ、毎日予定通りに2時間確保できるわけではありません。
残業が続く週もありますし、急な予定が入ることもあります。
そういった週は、週末にまとめて勉強時間を補うようにしていました。
平日に全然できなかったな、と感じたら休日に少し長めに机に向かうイメージです。
週単位でざっくり帳尻を合わせる感覚です。
厳密に「今週は何時間やる」と目標を設定していたわけではありませんが、平日と週末をセットで考えることで、1週間トータルの勉強量が大きく落ち込むことを防げました。
また、試験直前の1月は朝の時間も勉強にあてるようにしました。
それまで読書にあてていた朝の30分をFPの勉強に切り替えたことで、追い込み時期の勉強時間を少し上乗せできました。
すき間時間の使い方を見直すだけで、意外と時間は作れます。

食後のちょっとした休憩時間や入浴中など、ちょっとしたすき間時間でも勉強を進めることはできます。
挫折しないためにやってよかったこと

勉強を続けるうえで、一番の壁は「挫折」です。
特に6ヶ月という長丁場になると、途中でやめてしまいたくなる瞬間は必ず来ます。
ここでは、私が実際に意識していたことをお伝えします。
「やめたらもったいない」と思える領域まで続けることが大事
私が挫折しなかった一番の理由は、テクニックでも強い意志でもありません。
「ここまでやったのに、やめたらもったいない」と思える領域まで、とにかく続けたことだと思っています。
人は「損をしたくない」という気持ちが強い生き物です。
勉強時間という投資が積み上がってくると、それを無駄にしたくないという気持ちが自然と継続の原動力になってきます。
逆にいえば、その領域に達する前にやめてしまうのが、一番もったいないパターンです。
「やる気がないとき」「勉強が辛いとき」は誰にでも来ます。
そういうときでも、「ここまでやってきたんだから」という気持ちが、机に向かわせてくれました。

「勉強したい」と自発的に思って始めたはずなのに、途中でやめてしまうのはもったいないです!
テキスト1周が、続けられるかどうかの分岐点になる
では、「もったいない」と思える領域はどのくらいかというと、私の感覚ではテキストを半分から1周読み終えるあたりです。
テキストを1周する前は、正直なところ知識がバラバラで、勉強している手応えをあまり感じられません。
でも1周し終えると、全体像がぼんやりと見えてきて「あとは繰り返せばいける」という感覚が出てきます。
この感覚が出てくると、勉強を続けることへの心理的なハードルがぐっと下がります。
テキスト1周を一つの目標として設定するのが、挫折しないための現実的な第一歩だと思います。
最初の数ヶ月は成長を実感しにくく、勉強が楽しくない時期でもあります。
でもそこを乗り越えた先に、点と点がつながる感覚が待っています。
焦らず、まずはテキスト1周を目指してみてください。

細かい部分が分からなくても、まずはテキスト全体に目を通す感覚でOKです。
まとめ|社会人でもFP2級は十分合格できる

最後に、この記事の内容を簡単に振り返ります。
| 項目 | まとめ |
|---|---|
| 必要な勉強時間の目安 | 150〜300時間(前提条件による) |
| 筆者の実績 | 約170時間・6ヶ月で合格 |
| 時間確保のコツ | 平日の勉強時間を固定する |
| 挫折しないコツ | テキスト1周を最初の目標にする |
フルタイムで働きながらでも、FP2級には合格できます。
私自身、前半3ヶ月はダラダラとした勉強が続き、正直なところ不安な時期もありました。
それでも後半で巻き返して合格できたのは、やめなかったからだと思っています。
完璧なスケジュールも、強い意志も必要ありません。
まずテキストを開くことから始めて、1周を目指して続けてみてください。
その先に「今やめたら、もったいない」と思える領域が待っています。
この記事が、FP2級の勉強を始める一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

