プロンプトの書き方が難しいと感じた理由|自分の言語化力の壁

AIに指示を出しているのに、思った通りの結果が返ってこない。
もしかして、自分の伝え方が下手なだけなのかな。
そんなお悩みにお答えします。
AIに何かをお願いするとき、自分の考えやイメージをうまく言葉にできず、もどかしい思いをしたことはありませんか。
私自身、Claude Codeを使い始めてから、この「言葉にする難しさ」に何度もぶつかりました。
この記事を読むと、その原因が「プロンプトの書き方のテクニック」以前に、自分の「言語化力」そのものにあるかもしれない、という視点に気づけます。
きれいな解決策をお渡しできるわけではありませんが、同じように悩んでいる方の「やっぱりそうだよね」につながればと思います。
私が実際につまずいたポイントを、3つの場面に分けてお伝えします。
そのうえで、今の私が気をつけていることも、正直に書いてみました。
これは、非エンジニアの私がClaude Codeを使いながら、自分の目で確かめてきたことをもとに書いたものです。
一般論ではなく、私自身の一次情報としてお読みいただければと思います。
自分の考えを言葉にする力(言語化力)が足りないと気づいた話

Claude Codeを使い始めた当初、私は「AIに指示さえ出せば、思った通りのものが返ってくる」と何となく思っていました。
実際にやってみると、そう単純ではありませんでした。
頭の中には「こんな感じにしたい」というイメージがあります。
でも、そのイメージを言葉に変換しようとすると、途端に手が止まってしまいました。
何をどう伝えればいいのか分からず、結局あいまいな指示を出してしまいます。
その繰り返しの中で気づいたのは、私に足りなかったのはAIの使い方ではなく、自分の考えを言葉にする力、いわゆる言語化力だったということです。

頭の中では分かっているつもりでも、いざ言葉にしようとすると意外と説明できないものです。
自分の考えの解像度が、実はそんなに高くなかったんだと思います。
的確な指示が出せず、思った通りの結果にならなかった話

私は非エンジニアで、コードの知識もありません。
そのせいか、そもそもどんな言葉で指示を出せばいいのか、分からない部分がよくありました。
作ってほしいものの完成形は、頭の中にちゃんとあります。
ただ、それを大きさや形、色、配置場所、エフェクトといった具体的な要素に分けて説明しようとすると、うまく言葉が出てきませんでした。
「ここをもう少しこうしてほしい」という要望自体は、はっきりあります。
それなのに、いざ伝えようとすると的確な言葉が見つからず、大ざっぱな指示のまま出すことが何度もありました。
出来上がったものは、思い描いていたものとは違う形になってしまいます。
うまく伝えられなかった分だけ、思った通りの結果からも遠ざかるのだと感じました。

サイズや配置みたいな具体的な話ほど、実は言葉にするのが難しいものですね。
「もう少し」「なんとなく」で伝えていた自分に気づかされます。
漠然とした指示では「それなり」のものしかできないと痛感した話

これは、当時アプリの画面をClaude Codeにお願いしていたときの話です。
先ほど触れた「具体的な要素」について、体験した場面をもう少し詳しく振り返ってみます。
たとえば、ボタンのサイズを今の倍にすれば、見やすくなるし押しやすくなるはずでした。
ところが、やってみると、サイズが大きすぎて画面に収まりきらなくなりました。
画像の配置や、エフェクトの見せ方も同じです。
きちんと指示を出さないと、他の文字や画像と重なってしまい、かえって見にくい画面になりました。
AIは、私の考えをくみ取ってそれなりの形にはしてくれます。
ただ、細かい見た目や使い勝手の結果までは考慮してくれないところがあり、イメージと合っているか、使いにくい・見にくい部分がないかは、結局自分の目で確かめていくしかないのだと痛感しました。

「大きくして」「配置して」だけだと、AIなりの正解を出してくれるだけなんですよね。
それが自分の思っていたイメージと同じとは限らない、というのを何度も実感しました。
指示を出すときに、今気をつけていること(まだ模索中)

まだ模索中で、正解と呼べるものはありません。
今の私が意識していることを、2つ書いてみます。
ただ、この2つは一見すると正反対のやり方です。
まとまらない時は、思いついたことをそのまま書く
うまく言葉にまとまらない時は、考えている内容をだーっとそのまま打ち込んでしまいます。
音声入力なら、思ったことを声に出すだけです。
本来は、きちんと整理してから指示を出した方が良いのかもしれません。
ただ、考えがまとまらない時は、とりあえず伝えて、返ってきた結果を確認するようにしています。
どこが違うのか、どこが思った通りになったのかを見比べながら、少しずつ自分の考えを形にしていきます。
その分、やり取りは増えて、時間はかかりがちです。

きれいなフォーマットではなく、感情のままに書きます。
指示はできるだけ簡潔に、それでいて詳細に書く
こちらは、先ほどと違って、整理してから伝える方法で、AIの発信をしているイケハヤさんのやり方を取り入れたものです。
修正をお願いする時は、箇条書きで「現状」と「こうしてほしい結果」を伝えます。
また、1回の指示で直してもらうのは、1箇所だけに絞っています。
一気に複数の修正をお願いすると、どこを直したのか見失いやすくなるからです。
この方法は、現状と要望が見えやすくなって、指示が出しやすいと思います。
1回につき1箇所なので、今どうなっているのかが自分でも分かりやすく、混乱することもありませんでした。
どちらか一方が優れている、というわけではなさそうです。
自分の考えがまとまっていない時は思いつくまま書き、はっきりしている時や修正をお願いする時は箇条書きで伝える、というように、その時々で使い分けています。
まとめ|プロンプトの正解はまだみつかっていません

私の場合、AIにうまく指示を出せなかった原因は、書き方のテクニックよりも、自分の言語化力にありました。
何をしてほしいのかが漠然としていると、返ってくる結果も漠然としてしまうことがあります。
そして、私自身もまだ試している途中です。
この記事で書いたやり方も、今の私に合っているものを書いただけで、これから変わっていくかもしれません。
同じ壁にぶつかっていた方が「やっぱりそうだよね」と思えたなら、うれしいです。
AIがどれだけ進化しても、何をしてほしいのかを伝える部分は、私たち自身に残るように思います。
だからこそ、お互いにAIへの理解を深めながら、自分なりの伝え方を少しずつ学んでいけたらいいですね。
