【日経平均と何が違う?】TOPIXとは何か?意味と投資での使い方を初心者向けに解説
皆さん、良い投資ライフを送ってますか?
こんにちは、黒野ジミーです。

「TOPIXって日経平均と何が違うの?」
「結局、何を表している指数なの?」
株式ニュースでよく目にするTOPIX(トピックス)でこんな事を感じたことはありませんか。
TOPIXは、日本の株式市場全体の動きを表す代表的な指数で、相場の流れをつかんだり、自分の投資成績を比べたりする際にとても役立ちます。
・TOPIXとは何かを初心者向けにやさしく解説
・日経平均との違いと、ニュースの正しい見方
・投資初心者がTOPIXをどう使えばいいのか
この3点を中心に、はじめての方でも迷わず理解できるように説明します。
さっそく見ていきましょう!
TOPIXとは何か?日本株全体の動きを表す代表指数
TOPIX(トピックス)とは、英語表記の「Tokyo Stock Price Index」の略で、日本語では「東証株価指数」ともいいます。
東京証券取引所に上場している企業の株価をもとに、日本株全体の動きを示す株価指数です。
個別の企業ではなく、日本の株式市場全体が今どんな状態かを知るための指標として使われています。
ニュースで「TOPIXが上昇」「TOPIXが下落」と報じられるのは、日本株全体が買われているのか、売られているのかを伝えるためです。
そのためTOPIXは特定の銘柄の値動きではなく、市場全体の“空気感”を見る指標だと考えると分かりやすいでしょう。
TOPIXの特徴は、多くの企業を幅広く含んでいる点にあります。
一部の有名企業だけで構成される指数と違い、規模の大きい企業から中小企業まで含まれているため、日本株全体の動きを比較的バランスよく反映します。
| 銘柄名 | TOPIXに占める個別銘柄のウエイト |
|---|---|
| トヨタ自動車 | 3.47% |
| ソニーグループ | 3.29% |
| 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 3.19% |
| 日立製作所 | 2.66% |
| 三井住友フィナンシャルグループ | 2.12% |
| 任天堂 | 1.75% |
| ソフトバンクグループ | 1.69% |
| 三菱商事 | 1.63% |
| みずほフィナンシャルグループ | 1.59% |
| 三菱重工業 | 1.56% |
出典:日本取引所グループ
またTOPIXは時価総額をもとに算出されているため、市場での影響力が大きい企業ほど指数への影響も大きくなります。
これは日本株市場の実態に近い動きを表しやすいと言われる理由のひとつです。
浮動株調整後時価総額とは、実際に市場で売買されやすい株(浮動株)だけを対象にした時価総額。
親会社が持っている株や、長期保有されて動かない株の影響を小さくするための調整。
このようにTOPIXは、「日本株全体が好調なのか、それとも不調なのか」を一目で確認できる、日本株投資の基本となる代表的な指数です。
日経平均と何が違うのか?算出方法の違い
TOPIXと日経平均の最大の違いは、指数の算出方法にあります。
どちらも日本株を代表する指数ですが、何を基準に動くかがまったく異なります。
TOPIX:構成銘柄の時価総額を合計して算出される、日本株市場全体の規模を反映する指数。
日経平均:選ばれた225銘柄の株価水準を平均して算出される、株価の動きを重視した指数
TOPIX:時価総額加重型指数
TOPIXは、構成銘柄の時価総額をもとに計算される指数です。
時価総額が大きい企業ほど、指数に与える影響も大きくなります。
つまりTOPIXは、
- 大企業が動けば指数も大きく動く
- 小型株が動いても影響は限定的
という特徴を持ちます。
この仕組みにより、TOPIXは日本株全体の規模がどれくらい増えたか・減ったかを表しやすい指数だと言えます。
日経平均:株価平均型指数
一方、日経平均は株価の水準を平均して算出する指数です。
時価総額の大きさではなく、株価の高さそのものが影響力を持ちます。
そのため、
- 株価が高い銘柄が大きく動くと、指数も大きく動く
- 企業規模が大きくても、株価が低ければ影響は小さい
という特徴があります。
結果として、日経平均は一部の値がさ株(株価の高い銘柄)の影響を受けやすい指数になっています。

なぜTOPIXと日経平均は違う動きをするのか?
同じ日に同じ日本株市場を見ていても、TOPIXと日経平均が違う動きをすることがあります。
これは、
- TOPIX:市場全体の時価総額の変化を見る
- 日経平均:一部の銘柄の株価の動きを強く反映する
という算出方法の違いによるものです。
そのため、
- 市場全体がじわじわ上昇しているとき → TOPIXが強くなりやすい
- 特定の大型・値がさ株だけが急騰したとき → 日経平均が目立って上がる
といった現象が起こります。
投資初心者はTOPIXをどう使えばいい?活用方法
投資初心者にとってTOPIXは、日本株市場全体の状態を把握するための基準(ものさし)として使うのが基本です。
個別銘柄の値動きだけを見ていると判断を誤りやすいため、まずは市場全体が上向いているのか、下向いているのかをTOPIXで確認しましょう。
①日本株全体の流れを確認する
TOPIXは時価総額ベースで算出されるため、一部の値がさ株だけでなく日本株市場全体の動きを反映しやすい指数です。
TOPIXが上昇していれば「日本株全体が買われている状態」、下落していれば「市場全体が弱含んでいる状態」と判断できます。
個別株が下がっていても、市場全体が好調なのかどうかを見極める材料になります。
②個別株や投資成績の比較対象にする
TOPIXは、ベンチマーク(比較対象)としても便利です。
自分が保有している日本株や投資信託の成績が、TOPIXより良いのか悪いのかを比べることで、投資判断の振り返りがしやすくなります。
自分の投資とTOPIXを同じ期間で比べます。
- TOPIXより成績が良い → 市場平均以上の運用
- TOPIXより成績が悪い → 戦略の見直し余地あり
というように、感覚ではなく数字で判断できます。
③ TOPIX連動型の商品で分散投資する

「どの銘柄を選べばいいかわからない」
という初心者には、TOPIXに連動するインデックスファンドやETFを活用する方法もあります。
これらの商品を使えば、日本株全体に広く分散投資することが可能です。
個別株選びに自信がないうちは、まず市場平均を買うという考え方も、堅実な選択肢の一つです。
まとめ|TOPIXの基本と活用ポイント
TOPIXは、日本株投資をするうえで市場全体を把握するための基本指標です。
日経平均との違いや使い方を理解することで、ニュースや投資成績の見え方が大きく変わります。
- TOPIXとは
- 東京証券取引所プライム市場を中心に約1700銘柄で構成
- 日本株市場全体の動きを表す代表的な株価指数
- 時価総額ベースで算出され、市場の実態を反映しやすい
- 日経平均との違い
- TOPIX:時価総額加重型 → 日本株全体の規模を見る指数
- 日経平均:株価平均型 → 一部の値がさ株の影響を受けやすい
- 同じ日でも異なる動きをするのは算出方法の違いが理由
- 投資初心者のTOPIX活用法
- 日本株市場全体が上向きか下向きかを確認する
- 自分の投資成績を市場平均(ベンチマーク)と比較する
- TOPIX連動型の投資信託やETFで分散投資に活用する
TOPIXを知ることは、個別株を見る前に、まず市場全体を見るという投資の基本を身につける第一歩です。
ニュースでTOPIXが報じられたときも、「今、日本株全体はどんな状態なのか?」という視点でチェックしてみてください。
