【読書レビュー】長倉顕太著「移動する人はうまくいく」感想|移動で環境を変える
こんにちは、黒野ジミーです。

行動の必要性は感じているのに、一歩が踏み出せない。

変わりたい気持ちはあるのに、具体的な行動に移せない。
そんな方に向けて最適な本を、今回紹介します。
長倉顕太著「移動する人はうまくいく」です。
✅️この記事で分かること
- この本が伝えたいこと
- 重要ポイント3選
- こんな人におすすめ
- 読んでどう変わるか
ココロの準備はOK?さっそくいってみましょう!
この本が伝えたいことは「移動して環境を変えろ」
「人生を好転させたいなら、定住ではなく移動しろ」
これが本書の結論です。
著者の長倉顕太さんは、人生が停滞する原因は“能力不足”ではなく「環境が固定されていること」だと語ります。
移動を繰り返すことで、
- 新しい人間関係が生まれる
- 価値観が揺さぶられる
- 脳が刺激を受ける
その結果、「ストリートスマート(実社会で生き抜く知恵)」が養われる。
ストリートスマートが身につくと、未知の環境でも動けるようになり、さらに移動できるようになる。
つまり本書は、「移動が成長を促進し自信になり、さらなる移動につながる」という好循環を提案している一冊です。
休みの日に家でダラダラして自己嫌悪に陥ることがあります。
でも、少し面倒でも外に出るだけで気分は変わる。
これは小さな「移動」ですが、確かに効果がある。
もしこれを、環境レベルで変えたらどうなるだろうか。
本書は、そこまで踏み込めと背中を押してくる一冊です。
本書で重要だと思った3つのポイント
重要だと思ったポイントを3つ解説します。
① 行動を変えたいなら、まず環境を変えろ
本書では「環境→感情→行動」の順番で人は動くと説かれています。
やる気を出そうとするのではなく、場所を変える。人を変える。
すると感情が動き、結果的に行動が変わる。
「やる気が出ない」と悩む前に、移動すればいい。
これはかなり実践的だと感じました。
家だと集中できないならカフェに行く。
気分が沈んでいるなら、少し遠くまで出かける。
小さな移動でも、思っている以上に効果があります。
② 人生の安定は“選択肢の多さ”で決まる
本書は「安定=同じ場所にとどまること」ではないと語ります。
本当の安定とは、いつでも別の道を選べる状態のこと。
- 会社が合わなければ辞められる
- 住む場所を変えられる
- 付き合う人を選び直せる
選択肢があれば、「ここしかない」という追い詰められた感覚は減ります。
それだけで人生の余裕は大きく変わると感じました。
③ 人生を変えるとは、キャラクターを変えること
環境が変わると、周囲からの扱われ方が変わる。
すると自分の振る舞いも変わる。
その結果、「自分はこういう人間だ」というキャラクターが更新される。
キャラクターを変えようとするのではなく、環境を変える。
それが本書の一貫したメッセージです。
確かに家にいる時の自分と、働いている時の自分、友だちといる時の自分では、違うキャラクターになっていると思う。
自然に振る舞えているキャラもあれば、その環境に適したキャラを選択し、演じている時もある。
まさしく、環境に性格を合わせにいっている。それもほぼ無意識で。
今の人生に満足いっていないのであれば、最初に環境を変え、環境に合わせてキャラクターを変えることが人生を好転させるには最適だと感じました。
家にいる自分、仕事中の自分、友人といる自分。
すでに私たちは環境ごとにキャラクターを使い分けています。
性格を無理に変える必要はない。
環境を変えれば、キャラクターは自然と更新される。
これが本書の核心だと感じました。
今の状況を変えたい人におすすめ
この本は、こんな人におすすめできます。
今の環境にモヤモヤしている人
「大きな不満はないけど、何か物足りない」
そんな停滞感を感じている人には刺さります。
能力ではなく“環境”に目を向ける視点は、新鮮です。
やる気が出ない自分を責めている人
本書は「努力不足」を否定します。
やる気が出ないのは、あなたが弱いからではなく、環境が固定されているからだという考え方。
自分を責めがちな人ほど、救われる内容です。
人生を変えたいが、何から始めればいいか分からない人
「移動する」という行動は具体的です。
転職や引っ越しだけでなく、
- 作業場所を変える
- 会う人を変える
- 行ったことのない場所に行く
小さな一歩から始められるのが、この本の強みです。
逆に、あまり向かない人
- 現状に十分満足している人
- 大きな変化を望んでいない人
この本は“安定志向”より“変化志向”の人向けです。
まとめ|移動する人はうまくいくは“環境を変える”思考法の本
移動する人はうまくいくは、「努力」や「根性」ではなく、環境を変えることこそが人生を動かす起点だと説く一冊です。
やる気が出ないのは意志が弱いからではない。
停滞しているのは能力が足りないからでもない。
環境が固定されているから、感情も行動も変わらない。
本書は、
- まず移動する
- 選択肢を増やす
- キャラクターを更新する
というシンプルな戦略を提示しています。
もし今の人生に少しでも停滞感を感じているなら、答えは「もっと頑張る」ことではなく、どこかへ移動することかもしれません。
小さな移動でもいい。
ただし、動かなければ何も変わらない。
人生を変える最短ルートは「環境を変えること」なのだと、本書は教えてくれます。
