【絶望】英語が話せず寮に入れない私の失敗と教訓
こんにちは、黒野ジミーです。
「英語を勉強しに留学するんだから、できなくて当然!」
そんな開き直りで、ほとんど準備をせずに飛び込んだ2002年のニューヨーク。
語学学校初日、私はすでに自分の甘さを痛感していました。

ようやく授業が終わり、疲れ果てて寮に戻った私。
しかし、そこに待っていたのは、学校での英語の壁をも超える「今日、寝る場所がないかもしれない」という絶望的な試練でした。
手元にないIDカード、目の前に立ちはだかるセキュリティ、そしてスマホもGoogle翻訳もない時代。
今回は、私が留学2日目に体験した「寮の締め出しトラブル」の全貌をお話しします。
これから留学を控えているあなたが、私のように「異国の地で、言葉が通じず、家に入れない」という最悪のパニックを避けるための必須対策もまとめました。

英語がわからない、IDカードがない、寮に入れてもらえない恐怖
学校での洗礼を受け、クタクタになった体でようやく寮に帰り着いた時のことです。
入り口に立っているセキュリティに何かを話しかけられました。
おそらく「IDカードを見せてね」というごく普通の挨拶だったのだと思います。
でも、当時の私にはその一言が、どうしても聞き取れなかったのです。
実は登校前、コーディネーターさんから「戻ってきたらIDカードを作るから大丈夫だよ」と言われていました。
私はその言葉を信じて、「きっと話は通っているはず」と、どこか楽観的に考えていたのです。
でも、現実はそう甘くはありませんでした。
2002年のニューヨーク、今のようにスマホでサッと翻訳して見せることもできません。
事情を説明しようにも、口から出るのは「Coordinator… key…」という片言の単語だけ。
セキュリティは困ったような顔をして首を振ります。
周りの学生たちは、楽しそうに笑いながらカードをかざして中に入っていく。
その光景を眺めながら、私は扉の前でポツンと立ち尽くしていました。
「今日、私はどこで寝ればいいんだろう……」
そんな不安が込み上げ、15分という時間が、まるで1時間以上にも感じられました。
ニューヨークの賑やかな街の中で、自分だけがどこにも繋がっていないような、そんな言いようのない心細さに包まれていました。
「どうしたの? 大丈夫?」
その時、聞き慣れた声がしました。偶然、本当にたまたま、あのコーディネーターさんが通りかかったのです!
彼女は私の顔を見るなり、すぐに状況を察してくれました。
セキュリティにテキパキと英語で説明してくれる姿を見て、どれほどホッとしたことか。
ようやく中に入れてもらった時、緊張の糸がプツリと切れるのを感じました。
お世話になったセキュリティに会釈をして、そのまま逃げるようにIDカードを作りに行きました。
「もう二度と、あんな心細い思いはしたくない」という一心でした。
こうして、私の波乱万丈な留学2日目は、ようやく静かな部屋の中で終わりを告げたのです。
現代の留学生へ|初日のトラブルを回避する3つの鉄則
私の体験談を読んで「自分も同じようになったらどうしよう」と不安にさせてしまったかもしれません。
でも、安心してください。
2002年と今では、環境がまったく違います。
私の失敗を「自分ならこう防ぐ」というシミュレーションに変えていただければ、それで十分です。
初日のパニックを避けるために、今すぐできる3つの準備をお伝えします。
1. 「見せるメモ」を事前に用意しておく
英語がとっさに出てこないのは、誰にでもあることです。
特にパニック時はなおさら。
だからこそ、重要な情報はスマホのメモ帳や紙に書いておきましょう。
「私はここの住人です」「IDカードが必要です」という英文を、落ち着いている時に用意しておく。
それを見せるだけで、事態はスムーズに動き出します。
2. 翻訳アプリを「お守り」にする
今はスマホ一つで意思疎通ができる素晴らしい時代です。
ただし、ネットが繋がらない、電池が切れるというトラブルも想定して、オフラインでも使える翻訳アプリをダウンロードしておくと、心強さが格段に変わります。
3. 「トラブルの場面」を一度だけ練習しておく
「鍵を失くした」「道に迷った」など、想定されるトラブルの英会話を一度でも口に出して練習しておく。
現地での心細さが「あ、これ練習したやつだ」という冷静さに変わります。
想定していたと、していないでは対応力が違ってきます。
オンライン英会話で「安心」を積み上げておく
もし私が、留学前に一度でも「トラブル対応」を想定した英会話を経験していたら、あの寮の扉の前であんなに途方に暮れることはなかったはずです。
今は日本にいながら、ネイティブの講師と「寮でのトラブル」や「チェックインの交渉」をロールプレイングできるオンライン英会話があります。
完璧な英語を目指す必要はありません。
大切なのは、「自分の意志を相手に伝える経験」を一度でもしておくことです。
「英語ができないから留学する」のは正解ですが、「不安を抱えたまま飛び込む」よりは、「少しの準備で安心を買ってから出発する」ほうが、留学生活のスタートをずっと楽しいものにしてくれます。
まとめ|あなたの留学を「最高の思い出」にするために
留学2日目、IDカード1枚のために寮の入り口で立ち尽くしたあの日の私。
情けなくて、心細くて、少しだけ泣きそうだったあの経験は、今では笑って話せる大切な思い出です。
でも、これから留学へ行く皆さんには、できれば私と同じような「余計な回り道」はしてほしくないと思っています。
現代には、2002年にはなかった便利なツールや、日本にいながら準備できる環境がすべて揃っています。
「英語ができなくてもなんとかなる」のは、周りの助けがあってこそ。
でも、「自分でなんとかできる準備」をしておけば、留学生活はもっと自由に、もっと彩り豊かになります。
この記事が、あなたの新しい挑戦の「安心」に繋がる一助となれば嬉しいです。
大丈夫。準備さえ整えれば、留学先はきっとあなたを温かく迎えてくれますよ。
素敵な留学生活になりますように!
